子どもの急病

◆発熱
→熱が出たら、どうするの?

熱がでたら、熱を下げる工夫をしてみましょう。お子さんの熱を下げるには、次のような方法があります。

1.簡単なのは、どこの家にもあるビニール袋を取り出します。その中に冷たい水道の水を袋の3分の1程度くらい入れます。
袋の中に空気があまり残っていないように水面の少し上からねじるようにして、袋の口から水が漏れないように締めて下さい。
2つ作って、これをクビの両脇、両方の膝の下におきます。2、3分後から体温が下がり始めます。
冷たくてかわいそうと思っても、お子さんの熱を下げてみる方が先です。
ぬるま湯でひたしたおしぼりで全身を拭いてあげると、体温は穏やかになります。

2.もし最近もらった解熱剤(熱を下げる薬のこと)があるなら、使ってみてもよいでしょう。
内服する解熱剤と、肛門から入れる坐薬の解熱剤があります。解熱剤で熱が下がり始めるには約30分程度かかります。
解熱剤で熱が下がっても、下がっている時間は約4〜5時間で、時間が過ぎれば、また、熱が上がってきます。
注:解熱剤の中には、「水ぼうそう(水痘)」や冬に流行する「インフルエンザ」に使ってはいけないものもあります。
残っていた解熱剤の種類は、水ぼうそうやインフルエンザにかかったときに使っても良いか、必ずかかりつけ医に確認しておきましょう。

3.お風呂の残り湯が35℃程度に水温が下がっていたら、お子さんを残り湯に入れると体温が下がります。
熱が高いときに、子どもをお湯に入れることを嫌う方もおりますので、緊急時に熱を下げる方法として理解しておいて下さい。

4.熱さまし用のヒタイ(額)などに貼るものが流行していますが、冷やす面積が小さくて、熱を下げる効果は少ないのですが、子どもにとって気持ちよいのが目的です。

前の画面に戻る
トップ画面に戻る

平戸市消防本部・平戸消防署
0950-22-3167

平戸市役所 総務課
0950-22-4111